久松留守
盆明けから、今年の酒造りに向けた精米が始まっています。
9月中旬からはいよいよ蔵での酒造りの始まりです。
その前に、蔵の入口に「久松留守」を掲げました。

「久松留守」は、昔から伝わる疫病除け・災厄除けのおまじないです。
そのいわれは、人形浄瑠璃や歌舞伎でも知られる「お染久松」にちなみます。
疫病を「お染」に見立て、「久松は留守ですよ」と入口に掲げることで、お染にお帰りいただく——つまり、「疫病や災いは、蔵の中へ入ってこないでください」という、昔の人たちの洒落と願いが込められています。
今回の「久松留守」は、書道家の田中美鳳さんに揮毫していただきました。
これからおよそ半年。蔵人みんなが健やかに、無事に酒造りを終えられますように。
そして今年も、良い酒が醸せますように。
蔵の入口から見守ってもらいます。
酒造り must go on.