鰹のたたき カボスポン酢とにんにくマヨを添えて
泳ぐ速度は魚で最速。そのパワーを少し分けてもらいます。
日本の料理に欠かせない鰹節のお魚です。生でも乾燥させても美味しく食べられる代表です。鰹節は傷まないように手間暇かけて、保存を高めています。鰹節の硬さは日本の食への叡智の結晶です。現代栄養学からみても、薬膳の効果から見ても元気になる力を持っている鰹。季節の変わり目でもその効果は色褪せることなく、からだに染みわたります。
(レシピ制作:八女サヘホ)
材料:作りやすい分量
鰹のたたき 1冊
玉ねぎ 1/2個
紫キャベツ 15g
カイワレ 1/2パック
作り方
1. 鰹のたたきはお刺身コーナーで売っているものを自分で切っても、切れたものを買ってきても構いません。玉ねぎ、紫キャベツは千切りにして、根っこを取ったカイワレと合わせて水にさらしておきます。
2. 切った鰹のたたきをお皿に盛り、水気を切った野菜を横添えして完成です。ポン酢とマヨは別皿に盛ります。
《カボスポン酢:醤油100㏄、みりん100㏄、昆布5×5㎝角1枚、鰹節一握り、カボス1個》
-作り方-鍋に醤油、みりん、昆布、鰹節を入れて一晩おく。火にかけ、沸いたら中火で1分加熱する。冷めたらカボスを絞って入れる。
《にんにくマヨ:にんにく1片、牛乳50㏄、マヨネーズ100g》
-作り方-鍋に牛乳とにんにくを入れて弱火で10分ほど加熱する。粗熱が取れたらすり鉢に入れてすりつぶす。マヨネーズと和えて完成。
食材帳
☆鰹:初夏に捕れるのを「初ガツオ」、秋にあがるのを「戻りガツオ」といい、江戸っ子は初ガツオを季節のものとして珍重し、我先にと食べるのが粋とされてきました。現代では脂がのった戻りガツオの方が好まれる傾向にあります。タンパク質が豊富で肝臓に良いタウリンや骨の強化に良いビタミンDも含まれており、赤い身があらわしている通り、鉄や銅も豊富で貧血予防にもなります。気になる人はかつお節のダシを使うと改善される可能性が高まります。疲労回復に良いビタミンB群も豊富で、もちろん血液をきれいにするDHAやEPAも含まれている栄養価の高いお魚です。薬膳的に見ても気と血を補い、パワーが足りなくてもうひと踏ん張りに届かない時や息切れ、めまい、目のかすみの解消にも良く、水分代謝の改善もあるため、むくむ人にもおススメです。また、補腎もするので耳鳴りや腰のだるさ、お子さんの成長にも良く、普段から意識して摂り入れると元気が向こうからやってきます。鰹は「勝つ」にも通じ、一時、勝男さんやら勝夫さんという名前が増えたり、増えなかったり。どこかのおうちのカツオは少々わんぱくですが、こちらの鰹は非常に優等生です。